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MEWS たろうクリニックからのお知らせ

2020.01.13(月)
NHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になった」

昨日のNHKスペシャル「認知症の第一人者が認知症になった」は、とても印象的な番組でした。

日本のデイサービスの仕組みづくりに関わった長谷川先生自身が週に一回のデイサービスに行くようになり、最終的には通所を拒否する。
自分も過去、多くの認知症患者にデイサービスを勧めていたことを振り返り、
「少なくとも介護してる家族の負担を減らすのにいいだろう、素朴な考えしか持っていなかった。何がしたいですか?何がしたくないですか?から出発してもらいたい。あそこに行ってもひとりぼっちだ」

また、「生きてる上での確かさというのが少なくなってきた」との表現が何度も出てきて、
長谷川先生ですら、「今これを言っていいのか、言わない方がいいのか。迷って寡黙になってしまう」

娘さんも長谷川先生を近くでサポートしながら、「認知症になってどんどん物忘れがひどくなって、医師として間違ったことを言うのを残したくない。今まで順調にきてたものが全部崩れてきちゃう」と葛藤を抱えている。

途中、「うつ病のようになり、死のうかと思った」と話す場面もあるが、「認知症になると余分なものは剥ぎ取られる。よくてきてる。神様が用意してくれた一つの救い」だと話をされて、娘さんも「昔から楽しいことは楽しいと感情表現をするタイプの人だった。認知症になっても変わってないなって思えるようになってきた」と振り返る。

あの長谷川先生が、「やっぱり認知症になってみると、本当の認知症の姿が見えわかる」とおっしゃる。

再放送は1月16日午前0時55分からとのこと。

ぜひ多くの方に観ていただきたいです。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586194/index.html

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