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MEWS たろうクリニックからのお知らせ

2018.01.16(火)
1月14日は上野秀樹先生による研修会でした。

1月14日は毎月行っている上野秀樹先生の研修会でした。
「精神科の身体拘束から認知症の支援を考える」が今回のテーマです。

身体拘束の問題を考える視点として、病院内で行われることは専門性のもと正当化されうるという「専門性の壁」と、密室において権力の濫用が起きやすいという「密室性の壁」が挙げられました。

 対応策として、身体拘束の可視化が挙げられ、身体拘束の開始前からビデオ撮影をするようにすれば、身体拘束が必要な状態であったかどうかを第三者が判断しやすくなるのではないかという提案がありました。

また、「精神科医療の身体拘束を考える会」(https://www.norestraint.org/)が紹介され、ここで身体拘束に関する情報を収集することで、病院を選ぶ際に身体拘束を削減する取り組みを行っている病院を選ぶなど、患者側が選択肢を得ることができるようになるのではないかという提案もありました。

研修会の中でパトリックサベジさん(精神科病院でしいたい高速をされた後に亡くなったケリーサベジさんのお兄さん)の講演が紹介されました。その中でパトリックさんが、身体拘束を語るときに「尊敬vs安全」として語られがちだが「安全vsお金」として考えるべき、つまり「患者の尊厳を守るのかvs医療者の安全を守るのか」ではなく「患者および医療者の安全を守るのかvsお金をかけて十分な医療スタッフを整えるのか」と考えるべきで、身体拘束をしなければ患者及び医療者の安全を守れないほど現場にスタッフが足りていない、つまりそこにお金が投入されていないことが問題であるという考え方に目を開かれる思いがしました。

クローズアップ現代+のご出演をきっかけに上野秀樹先生が身体拘束について考えられたことは、こちらのブログに詳しく掲載されています。
http://hidekiueno.net/blog/

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